始まりがあれば、終わりもある・・・そしてまた新たな始まりへ

 皆さん、おはこんばんちわ。ファイガです。

朝晩は少しずつ涼しくなっていますが、まだ夏は続いていますね。もう暑いのは勘弁してくれよと、早く涼しくなってくれよと思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、もう少しの辛抱ですね。徐々に朝晩と昼の温度差も広がっていきます。昼暑いからって薄着で朝家を出たら帰りの夕方くらいにはなんかヒヤッとなって、そんなことしてたら風邪ひいたなんてことがないように皆さん気をつけましょうね、僕も気をつけます。

 

 さぁ皆さん、僕はここで、ある節目を迎えました。先月、8月いっぱいで4年と3ヶ月間勤務してきた夜勤のオフィスビル内のトイレやオフィスの清掃の仕事を辞めました。そして、もう9月に入ってるので今月からですね、新しい仕事に就きます。仕事の内容は、簡単に言えば、土木重機や輸送用トラックの足回りの部品の製造です。工場での勤務になります。前職との違いは、仕事の内容、それに、一番違うところは、非正規雇用から正規雇用になるというところです。福利厚生はもちろんのこと、休日数も96日から120日に、さらに1年で2か月~3ヶ月分の月給のボーナス付き。それだけでもうこの仕事は手放したくない、求職中にハローワークでこの求人を見つけたときにそう思いました。そして面接に行って、多少こじつけもありましたが、自分はここでこういうことをやってきたからこういうときにはそれが役に立つはずですとアピールしまくって何とか勝ち取った新しい仕事、なんとか続けていけたらと思ってます。

 この新たな仕事が決まった時、所長に話しに行って、退職の手続きを済ませて、そこで考えたのが、この仕事と次の仕事の間に夏休みを作って旅行に行こう、ということでした。そこで目的地に挙がったのが北海道でした。北海道は過去には家族で1回と一人で2回行ってました。一人で行ったときには、僕は水曜どうでしょうが好きなので、番組の最初と終わりの前回までのことを説明する枠と次回予告をする枠、業界用語的に言うと、前枠と後枠って言うらしいんですが、それが収録されていた平岸高台公園という場所が札幌市内にあってそこに聖地巡礼に行ったり、道内にいるSNSで知り合ったフォロワーさんに案内してもらって、旭山動物園へ行ったり、美瑛のパッチワークのような農耕地を見せてもらったりしました。

 家族でも一度北海道には行きました。しかしその時、僕の身に悲しい出来事が起きてしまいました。旅行1日目、自宅から新潟へ向かいました。直江津という所から北海道の室蘭(むろらん)という所へフェリーが出ているのでそれに乗るためです。父が、海に来たから釣りしたいなぁと、僕が、ダメだよ、これから北海道行くんだよ?腐るでしょう、そんな話をしながら行った記憶があります。フェリーに予定通り乗船、定刻通りに翌日室蘭へ着きました。そこから登別(のぼりべつ)へ向かいました。群馬の草津、大分の別府と並ぶ日本三大温泉と言われている登別、船旅の疲れを早く癒したい、そう思いながら移動してたと思います。温泉街、ホテルはうっすらと覚えています。夕食に一人1杯ずつカニが出てきてみんな無言で食べたことも覚えています。

 そんなホテルでの一晩を過ごした翌日、温泉街の中にある、大きなしゃべる閻魔大王のロボットというか像を見てから、温泉地にはよくある地獄谷と言われる場所、いわゆる温泉がグツグツと湧き出てる所を間近で見れる場所ですね、そこを見て、僕らは札幌へ向かいました。僕と妹は車から降りず、両親だけホテルに行きチェックインだけ済ませてまた車は動きだします。向かう先は小樽。北海道に行ったら必ず海産物は食いたい、そういうお話を旅行会社の人に相談したら、ほんとは海産物なら函館がいいけど、車での移動となると札幌から函館はメッチャ遠い、そこいくと小樽は海産物がうまい上に函館より近いという具合におすすめされたんだと思います。旅行会社さんとの会話までは僕はしっかり聞いていないのでここはあくまで僕の憶測ですがね。でもまぁ確かに、こうやってあの後自分でも何度か行ってみると、その憶測も正しいよきっとって思えます。札幌から函館はたしか特急列車で4時間以上かかります。そして札幌から小樽は鈍行列車で行っても1時間かかりません。まぁそんなことで、小樽は札幌から近くて海産物もうまいんです。そう思って当時も向かっていたんだと思います。小樽でうまい寿司を食おうってみんなで楽しみにして行ったんです。

 でも、小樽に着くころ、僕は熱が出て身動きも容易に取れない状況になっていました。初めて来た北の地で僕は風邪をひいてしまったのです。せっかくの北海道旅行中に。悲しすぎます。その結果、観光なんてままならない、楽しみにしてた寿司も、その現物を見ることもできず、父親か母親の膝枕で横になっていました。他のみんなは多分食べてたとは思いますが。その後ホテルに戻り、部屋で冷えピタをおでこにつけて横になっていたと思います。枕もとのテレビは、うろ覚えですが、ロッキーかランボーが流れていたと思います。翌日、ホテルをチェックアウトして薬屋へ直行、座薬タイプの解熱剤を購入。車の中で四つん這いになって、母親からケツにぶっ刺されました。でもこれが功を奏して、その日の昼には熱は引いて動けるまでに回復しました。洞爺湖を車窓から見つつ、クマ牧場によってクマに餌を投げて、最後に寄ったのは室蘭の地球岬。水平線が丸く見えました、夕方だったのできれいだったのを覚えています。そしてまたフェリーで帰りました。

 

 そんな家族旅行の嫌な経験を今回、北海道へ行こうとしたときにふと思い出しました。小樽行かなきゃ、絶対、ここだけは目的地からは絶対に外したくない、強い思い入れを持って今回の旅に臨みました。そして仕事もひと段落ついていよいよ旅立ちの時です。初めての成田エクスプレスや成田空港に胸を躍らせながら僕は北海道へ向かいました。1日目は移動でほぼ終わりました。夜勤明けでそのまま飛行機に乗って行ったので、予約していたホテルにチェックインして近くのラーメン屋さんで食べるのが関の山でした。

 翌日、いよいよ20年以上に及ぶ積年の思いに終止符を打つ為に小樽へ行くぞという日、朝から天気は雨。でもそんなことはどうでもいいんです。行かないと、小樽へ。それしか頭にはありませんでした。小樽に着くと雨脚は強まっていました。風もあったので傘よりカッパだなと駅の中のセブンイレブンでカッパを買って移動開始。駅の近くの三角市場と言う場所へ。ここは、駅の正面から港へ延びるメインストリートからその道路の駅から数えて1つ目の交差点から左に曲がった道へ斜めに抜ける抜け道のようなところで、上から見るとそこ一帯が三角に見えることからその名前が付いたとかなんとか。その三角市場には狭いスペースに海産物が所狭しと集まり、海鮮丼も食べられるようになっています。僕が求めていたものがそこにすべてありました。海鮮丼、メッチャうまかったです。食べながらちょっと泣きそうになりました、嬉しくて。今俺は小樽で海鮮丼を食ってる、この事実さえあれば、それさえ実感できれば僕は満足でした。その後ついでに実家にカニを贈りました。お店の人が量り売りしてくれたんですが、合計で3000円くらいまけてくれたんだと思います。多分あの2杯でほんとは18000円くらいしてたと思います。それをまけてくれました。でも、高かったですね(ボソッ まぁ旅の思い出ですこれもね。そして、雨の中でしたが街の中も散策しました。小樽運河も歩きました。小樽港も少しよって海を眺めたりしました。天気は悪かったですが人出は平日ということもありあまり多くなかったのはよかったです。この日はこの後札幌へ帰って、夜に僕の後から北海道にやってきた友人と夜のすすきのを少し歩きつつラーメンを食べに行って終了でした。天気はさておき非常に気持ちは晴れ晴れした1日でした。

 3日目、この旅の中で北海道に滞在する最終日、朝、自分が泊まっていたホテルをチェックアウト、前の晩ラーメンを食べに行った友人を別のホテルへ迎えに行き、最初に向かったのは前述の平岸高台公園。友人も水曜どうでしょうが好きなので、初めて行く北海道、せっかくだから行きましょう、俺も久しぶりに行くからと前もってお誘いして行くことに決めました。現地に着くと、友人は嬉しそうにはしゃいでいました。僕もそれを見てホッコリしました。10年近くぶりに行きましたが、ほぼほぼ何も変わっていませんでした。聖地巡礼をした後僕らが向かったのは、恵庭(えにわ)にあるサッポロビール工場、そこに隣接されているレストラン、名前はヴァルハラといいます。北欧神話では楽園を意味するこの店名。ここに来た目的は一つ!うまいビールとうまいジンギスカンを食べること!!ということでお店に入りメニューから食べ放題飲み放題を注文して、早速やってきたビールで乾杯!野菜とお肉もやってきて焼いていきます。あまりのビールのうまさに、野菜や肉が焼きあがる前にジョッキのビールが1杯消えました。ウチの最寄り駅の周りには居酒屋さんがいっぱいあります。一人でも行こうと思えばいくらでも行けます。でも、仕事をひと段落終えて、この旅行でここにきて呑むまで我慢しました。我慢した甲斐は間違いなくありました。とても美味しく吞めました。お肉もこれまたメッチャいいお肉でした。牛も豚もラムも鶏も。今でも思い出せます。あの柔らかいラム肉、ほぼ赤身なのになんでこんなに柔らかいのかと。いい思い出になりました。また行きたいです。これで本当なら、この後に門別競馬場へ行きたかったんですが、ジンギスカンとビールに夢中になっている間に乗って行こうと思っていた電車を乗り過ごしましてね、行くことを断念しました。友人と最寄り駅まで引き返しそこで解散しました。彼はまだこれから北海道を楽しむというところなので札幌方面の電車へ、僕は道内でのイベントをすべて終えて苫小牧港から出港するフェリーに乗るべくそちらの方面へ行く電車へ。電車に乗った時、一気に寂しさに襲われました。あぁ旅が終わる・・・と。苫小牧駅に着き、苫小牧港へ歩いて向かいました。地図で見るよりも距離がありました。港の手前にココイチカレーを見つけ、ここで飯を食って、船内の夕食バイキングは食べないでいいだろうと。船内の夕食バイキング、2000円だったんですよね。これは高いと思っていました。ジンギスカンも明らかにまだ腹に残っている状態、バイキングなんて絶対満喫できないと思っていました。なので、ここで600円くらいでカレー食って、あとは売店で酒とつまみを買って、客室を予約してあったので部屋にこもろうと思っていました。フェリーもまぁ、この旅行でのイベントの一つ、苫小牧港を19時に出て、翌日の午前10時に宮城県仙台港に到着、15時間の船旅です。フェリー乗船して予定通り売店で酒とつまみを購入。部屋にこもる作戦開始。とりあえず部屋に備え付けてあるシャワーで汗を洗い流してベッドへボフーン。このベッドへボフーンは客室を予約した人だけの特権!そうこうしているうちにいつの間にか出港していました。部屋から外の様子は見れないけど、もう外は暗いのでどうでもよかったですね。 一つ残念だったのは、部屋の中まで電波が来てくれず、横になりながらスマホでニコ生とかが見れなかったのが痛かったですねぇ。部屋から出れば電波来るんですけど。だから、とても久々にテレビでニュース見たり、BSが見れたので、宇宙の特集とかを見ながら呑んで食ってしてたらいつの間にか寝てました。

 4日目、旅行最終日、定刻より10分くらい早く仙台港到着。前日と同じく、港から駅へ徒歩で向かいました。駅に着いて仙台駅へ向かう電車に乗り、仙台駅へ到着。仙台駅からは新幹線と普通電車を乗り継いで帰路へ着きました。東北方面から新幹線に乗ってくる時は、必ずと言っていいほど牛タン弁当を買って食べながら来るんですが、今回はさすがに、前日のジンギスカンもまだ引きずっていたのか、押し寿司弁当にしました。こうして無事に旅を終えたわけです。

 

 そしてこのブログを書いている今現在、あと1日で休みが終わって、新たな仕事が始まるという局面へ来ています。新たな仕事に対して、期待と不安があります。不安の方が割合的には多いかもしれないです。でも、年収も増えるし、休みも増えるし、それだけが、今、なるべく不安を抑えてくれています。仕事始まって2日頑張ればスプラトゥーン3が発売して、週末楽しめるぞ! これが励みだったりもしています。なんとか穏便に入社最初の2日が済めばいいなとただただ願うばかりです。

 

 皆さんにも、もしかしたらこれから、仕事やそれに限らず、人生の中で新たなスタートをきる時が来るかもしれません。すんげー不安かもしれません。でも、そうしようと決めたのは、自分です。自分が決めたことに責任を持つ為に、自分が決めたことに自信を持つ為に、立ち向かっていきましょう。

 

 それじゃあ、また、そのうち

 きっと次は、今の仕事が慣れてきて落ち着いたらになるかもですが。 ノシ